2014年04月01日

塚田佳男日本歌曲セミナー2014 受講者・聴講者 受付開始!!

今や、コンサートのプログラムに日本歌曲が入るのは普通のことなり、多くの歌手が日本歌曲を歌うようになりました。しかし、一方で、日本語だからと安易に歌う人も多くなってきているように思います。ドイツ人ならドイツ歌曲を上手く歌えるかと言えばそうでないように、日本人なら日本歌曲が上手く歌えるのかと言えばそうではありません。東京室内歌劇場は長年日本歌曲を大切にしてきました。また、オペラの日本語上演も積極的に行っています。

 


この度、昨年好評だった、日本歌曲界の大御所、塚田佳男氏による日本歌曲セミナーを再度企画しました。日本語歌唱のレベルアップに、会員の皆様には、ぜひ、受講をお勧めします。また、会員以外の声楽家の方も受講可能となっておりますので希望される方はお問い合わせください。

 


そして、いつもコンサート会場にお越しの皆様へ。歌手たちは華やか舞台の外で、地道な努力をしています。この講座は舞台に乗せるまでの過程をちょっと覗けるまたとない機会です。また、曲の奥深いところを知ることによりコンサートへの興味が益々湧いてくるはずです。コンサートととは一味違う楽しみ方ができるセミナーですので、ぜひ、お誘い合わせの上、お出かけください。多くの方のご来場をお待ちしております。

 

企画:松井康司

 

 

■講師 塚田佳男(歌曲解釈、歌唱法、伴奏法)

  群馬県出身。東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。二期会でオペラや各種コンサートの伴奏、コレペティトゥーアを務めた後、75年から77年までドイツ・デトモルトにてピアノ・オルガン・伴奏法を学ぶ。帰国後から現在に至るまで歌を知りぬいた繊細な音楽性で、特に日本歌曲の研究、解釈、伴奏においては現在日本の第一人者としての活動を続けている。畑中良輔氏と共に企画・構成に携わり、その伴奏の殆どを受け持って来た、93年より続く音楽の友ホールでの≪日本歌曲シリーズ≫を代表に、日本歌曲や日本の歌による演奏会での企画構成と演奏は、国内はもとより海外においても高い評価を得ている。また、様々な歌手の伴奏を務めたCDは多数リリースされている。セミナー等での講師としての活動も、日本歌曲の歌唱法および伴奏法の指導を中心として全国各地で行っており、多くの歌い手とピアニスト達を育成している。併せて96年より、故・山内雅人氏主催の放送表現センターに所属し、朗読の研鑽を積む。センターでの発表会への出演の他、≪モーツァルト・オペラ全曲シリーズ≫(音楽之友社主催)や様々な演奏会でのナレーション・詩の朗読を担当する。       

 

会場

THE STATION STUDIO (ザ・ステイション・スタジオ幡ヶ谷)

京王線「幡ヶ谷」駅より徒歩3分 駅ビル内

日程

2014年

6/7(土)14-17時

6/8(日)14-17時

6/9(月)18-21時

6/14(土)14-17時

6/15(日)14-17時

6/19(木)18-21時

 

修了コンサート

6/22(日)14-17時

聴講料

1回券 2000円

3回券 5000円

6回券 8000円(修了コンサートの入場券付)

受講料

声楽家とピアニスト1組で4万円

(歌手が東京室内歌劇場会員でない場合は1組5万円)

受講希望の方は下記要綱をご確認の上、お申し込みください。

 

 

 

塚田佳男日本歌曲セミナー2014概要

塚田佳男日本歌曲セミナー2014受講・聴講申込書