近年なかなか上演されなくなった邦人作品のオペラを取り上げようという試みでスタートとしたコンサートオペラも、今回で５回目を迎え、東京室内歌劇場の公演の大きな柱の一つとして成長して参りました。昨年度はお客様からご要望の多かった「泣いた赤鬼」を取り上げ、会場が暖かい雰囲気に包まれ、そして短い作品にもかかわらず「河童譚」の演奏や演技のグレードの高さに圧倒され、両日共よい公演を納める事が出来ました。

今回は石桁真礼生のもう一つの作品「狐々譚」を、そして再演希望の多かった林光の「おこんじょうるり」をとりあげます。奇しくも、キツネに関するオペラの二本立てとなります。

会員の皆様のオペラへの情熱を、新井さんの確かな音楽作りの指揮と、澤田さんの厳しくも暖かいサポートのもと、花開かせてみませんか？

奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

演奏曲目

民話による四重唱曲　松本重真作詞・石桁真礼生作曲「狐々譚」

さねとうあきら原作・若林一郎脚本・林光作曲「おこんじょうるり」

公演日
２０１８年１月２３日（火）２４日（水）各１８：３０開演
会場

渋谷区文化総合センター大和田６Ｆ伝承ホール
指揮新井義輝
演出澤田康子

企画・制作前澤悦子

主催一般社団法人東京室内歌劇場

オーディション日程

２０１７年５月２６日（金）１８：００より

オーディション会場

ステイション・スタジオ・幡ヶ谷

※オーディション詳細はこちらからご覧ください。