東京室内歌劇場コンサート 音楽劇 『モーツァルトの旅』 出演者オーディションのお知らせ
2015年、2017年と上演され、好評を頂きました、音楽劇『モーツァルトの旅』の上演が決定しました。
三度目の公演となる今回は、日本モーツァルト協会さまの協力、後援を頂くこととなりました。上演にあたり、
ソプラノ役2名を募集致します。
この『モーツァルトの旅』は、モーツァルトの一生を彼に関わる人間を通して、「歌」や「台詞」で表現してゆく
「音楽劇」という形の作品です。歌はもちろんですが、重要な要素となる「台詞」と「演技」に抵抗なく積極的に
取り組んで頂ける方を希望します。
ストーリーは、史実を元にフィクションもとりまぜて構成しています。前半は幼少のザルツブルグ時代から『劇場支配人』制作までを明るくコミカルに。後半はダ・ポンテ三部作と『魔笛』制作の裏側でのモーツァルトの苦悩と葛藤を描きます。(台本:中川美和)
練習は、通常コンサートより多いとお考え下さい。台詞のみの稽古や本番前の通し稽古も含め、20回程度の稽古があります。モーツァルトの歌と台詞で進んでゆく舞台、演技の要素がかなり必要かと思います。
応募にあたりご不明な点がありましたら、制作の前澤までご一報ください。対応させて頂きます。皆様のご応募をお待ちしております。
企画/中川美和 制作/前澤悦子
応募締切日 2月25日(火)
詳細はこちらからダウンロードしてください。
《募集役とオーディション曲目》
◆ ナンネル/ナンシー・ストレース役の二役兼任 (レッジェーロ 、もしくはリリコ・レッジェーロ)
*ナンネル(モーツァルトの姉)は、本作のヒロイン。「フィガロの結婚」のスザンナがモデル。明るく快活なしっかり者でスープレット寄りのキャラクター。シリアスな場面も多い。幼少期からモーツァルトとは友達のように仲の良い、よき理解者。演技・台詞ともかなり多い。
ナンシー・ストレース(モーツァルトの愛人)役の部分は、台詞はなく歌唱のみ(演技はあり)。
【劇中の演奏曲目】
・《皇帝ティトの慈悲》よりセルビリアのアリア “S’altro che lagrime”(日本語歌唱)
・コンサートアリアK.505 “Non temere,amato bene”(原語歌唱)
・《後宮からの誘拐》よりブロンデのアリア “Welche wonne”(原語歌唱)
※オーディション曲
①《皇帝ティトの慈悲》よりセルビリアのアリア“S’altro che lagrime”(原語歌唱)
②下記二曲のうち、どちらか一曲を選択。
・《フィガロの結婚》より スザンナのアリア“Venite,ingino chiatevi”
・《コジ・ファン・トゥッテ》より デスピーナのアリア“Una donna quindici anni”
③台詞を読んで頂きます。申込み者には台本の該当部分をお送りします。
◆ソプラノ歌手 (ソプラノ・リリコ)
*劇場のソプラノ歌手の役。
エレットラのアリアは、劇中の非常に重要な場面で歌われる。歌唱のみの役で、台詞はない。
【劇中の演奏曲目】
・《イドメネオ》より エレットラのアリア(原語歌唱)“D’oreste, d’Ajace”
・《劇場支配人》より Nr.3三重唱(日本語歌唱)ジルバークラング役(最高音三点D)
※オーディション曲
①《イドメネオ》より エレットラのアリア(原語歌唱)“D’oreste, d’Ajace”
②《劇場支配人》より Nr.3三重唱 97小節~109小節まで
※劇中で日本語歌唱の歌も、オーディションでは原語歌唱でかまいません。
※劇中では上記の演奏曲目のほか、全員に下記の曲をアンサンブルで歌っていただきます。
・《フィガロの結婚》よりフィナーレ“Contessa,perdono”
・《コジ・ファン・トゥッテ》よりフィナーレ“Forutunato,l’uom che prende”
※モーツァルト役(ソプラノ)、シカネーダー役(バリトン)、サリエリ役(バリトン)、ダポンテ役(テノール)、コンスタンツェ役(コロラトゥーラ)、レオポルド役(バス)は、今回募集はありません。